2月の終わりって、毎年ちょっとだけ時間の流れが可視化される瞬間ですよね。
寒さの奥に、もう春の匂いが混じってる。人はこういうとき、やたらと「卒業」に弱くなる生き物です。
今週は卒業にまつわるナンバーをセレクトし、皆様と懐かしみたいと思います。
「卒業写真」は、個人の記憶をそっと開ける曲。
ノスタルジーは毒にも薬にもなるけど、この曲は完全に薬側。
私の世代でも卒業写真は卒業の時に歌った気もする。
「制服」。松田聖子は“永遠の現在形”。

思い出って、本人より周りの方が覚えてないこと多いんですよね。脳は感情の強度で記憶を保存するから、泣いた人だけが覚えてる。笑
あなたの「なんか私もあるぞ」現象、科学的に正しいらしいです。
斉藤由貴の「卒業」は歌詞が異様にリアル。

80年代のあの頃のセーラー服文化は、一種の儀式のようなイメージ。
尾崎は異端。

他が“誰かとの別れ”なのに、彼は“自分との対決”。
思春期の男子があれにやられるのは当然です。自己神話を作る装置みたいな曲だから。
情熱的な歌声と、刺激的な歌詞にはみんなやられたはず。
「じゃあね」は、軽やかなのに寂しい。

おニャン子の卒業商法は、アイドル史の転換点。アイドルが“消費される存在”から“ストーリーを持つ存在”に変わる入口だそうですね
キャンディーズと百恵は、卒業の完成形。

特に百恵さん。21歳で引退は、今の感覚だと信じられない。でもだからこそ神話になる。

絶頂の時にやめるなんて粋ですね。潔さが声からも感じる気がしてきます
卒業ソングって不思議で、
「終わり」を歌ってるのに、実際は「始まり」への恐怖をなだめる音楽なんです。
人間は変化が怖い。だから歌にして共有する。
オールドソウルは三月、公開前情報も含めて、イベントが盛りだくさん!
その中でもオカモトショウさんの弾き語りが3/7にオールドソウルにてあります。
バンドじゃなく弾き語りってところがまたいい。削ぎ落とした音は、三月の徐々に暖かくなってきたけど肌寒い季節にとても合う。
OLD SOULって、季節の感情を編集して皆様にお届けする場所でもあるんです。
食だけでなく音楽でも季節を感じて。3月も、いい月にしましょう!
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